社内SEのブログ

ソフト開発を行うSE会社から製造業中小企業の社内SEに転職して思ったことや日々の仕事で感じた事を書くブログ

社内SEという大変だけど楽な職業(私はなんでも屋さん)

 どーも、こんにちは。

 

しがない社内SEのうーたんです。

 

 大学卒業後、大手メーカーのSE子会社(社員500人くらい)に入社。

ソフトウェア開発で仕様調整、開発(PG)、テストなど行ってきました。

 

でも、3年目あたりから「なんか違う」と思い始め、ぼちぼちネットで転職情報を見ていました。

 

結局なんやかんやで7年くらい続けたのですが、

その間、公務員試験の勉強をして市役所試験を受けてみたり(一次面接で落ちた)、

全く違う職種を受けてみたりしました。

 

でも、最終的には、大手の転職サイトに登録して、担当と面談して紹介を受け、

晴れて社内SEに転職することができました。

 

ちなみに、社内SEといっても、自社開発SEやインフラ系SE、情報企画をするSE、社内システム管理SE、なんでも屋SE、などなどいろいろあります。

 

その中でも私は、なんでも屋SEです。

 

なんでも屋SEは、その名のとおりなんでもやります。

 

〇ネットワーク・サーバー・パソコン・スマホ・携帯・社内システムの管理・運用・導入・トラブル対応。

〇ITが絡むすべての新規企画の検討・サポート。

〇雑務・・・

 

取り組む範囲はとにかく広いです。大変そうに思うでしょ?

でも、案外ラクなんです^-^;

 

全ての知識において、広く浅く知っておけば(知らなくても抵抗がなければOK)、

わからないことがあれば専門業者に聞きまくったら良いのです。

 

そうすれば必然的に困らない程度には知識が身に付きます。

 

では、専門性のある社内SEが多い中で、なぜなんでも屋SEが存在するのか。

 

それは、単純に情報システムを担当する人が1人もしくは少ないからです。

 

情報システム担当がたくさんいれば、問い合わせ対応の人、ネットワークの人、サーバーの人、システム開発の人、という形で置けますよね。

 

でも、1人だとそのすべてに対応しなければならず、また、システム担当という漠然としたものなので、

業務の線引きがありません。

 

したがって、なんでも頼まれます。

もしかしたらそれは、人によってはデメリットかもしれません。

 

では、なぜ1人なのかというと、社員の人数が少ない中小企業だからです。

(私の会社は、百数十人の会社です)

 

想像してみてください。1000人規模の上場企業の社内SEを。

より専門性を求められ、上からのプレッシャーすごく、早急な対応が求められめっちゃ残業するSE(すべて推測です。すみません。)

 

もしそうなったら、開発SEと大きく違わなくないですか?

 

じゃー中小企業の方が自由に自分の裁量でできるんじゃないか?と思って今の会社に入りました。

 

案の定、思った通りでした。

 

自分の裁量でできる分、責任は重い部分はありますが、残業はほぼ無し(月5時間未満)になりました。

 

また、入社してみて感じることは、(中小の場合は社長の考えによるので一概には言えないが・・・)

給与が良いということ。

 

担当が1人ということは、上がいません。

頑張っているなら上げるしかないし、むしろどんどん頑張ってほしいから期待を込めて上げてくれます。

 

中小企業は給与が低いという先入観はあると思いますが、全てではないと思いました。

 

どのくらい上がったかというと、

前職(残業結構している)から現職(残業ほぼ無し)で、年収100万くらいUPしました。

 

そうなると、ネームバリューとか考えて就職や転職をするのがすごくちっぽけに思えてしまいました。

 

別の日記でパラサイト就活について書きましたが、会社は名前で入るものではないですね。

働くということ、自分に合うか合わないかということ、そもそも好きになれそうかどうかということを真剣に考えて就職・転職しなければ、

いつまでたっても失敗してしまう気がします。

 

知り合いに中小企業に勤めていて、大手企業に憧れて転職した人がいますが、

とっても苦しそうです。

休日も仕事のことを考え家族と満足に過ごせないようで、

それを聞くとつくづくプライベートあっての仕事だなと感じます。。

 

何が幸せかは人それぞれなので共感してもらえるかはわかりませんが、

とにかく自分の性格に合った社内SEを冷静に見極めることが重要です。

 

「結局、前とそんな変わんねーじゃん」ということにはならないよう

気を付けてください^-^;

 

ではでは・・・