SEは本当にブラックなのか? | しがない社内SEの戯言
どーも、こんにちは。
しがない社内SEのうーたんです┏○ペコ
SE会社で約7年勤務し、転職サイト を通じて社内SEに転職しました。
そんな私が、「SEは本当にブラックなのか?」ということについて考えてみたいと思います。
答えは「YES」
正直、体質的にはまだまだブラックなところが多いと思います。
ただ、「ブラック」の定義は人それぞれなので、
まずは私の「ブラック」の定義を書いてみます。
私の「ブラック」とは?
前職から今の仕事に転職して、前職のときはそれが普通だと思っていたことが、
実はブラックだったんじゃないかと思うことがいくつかあります。
「それはブラックじゃないでしょう?」と思う内容もあるかもしれませんが、
参考程度に読んでいただければと思います。
私が思う「ブラック」とは、
①残業が多い
②残業が多いわりに年収が低い
③定時で帰れる雰囲気ではない
④会社が赤字つづき
⑤ストレスが大きい
です。
①残業が多い
これは一つの基準ではないでしょうか。
どのくらいが多いかというのは人にもよりますが、
私は、月20時間以上は多いと思います。
「月20時間以内なんて無理」という人は、会社の体質に慣れてしまっているだけかもしれません。
個人的には月10時間以内にしたいです。
前職のときは平均月20~30時間(多いときは60時間くらい)でしたが、
それは、本当に残業の多い会社では少ないほうかもしれません。
私も当時、「周りの人に比べたらそれほど多くないからこれくらいは普通」
と思っていました。
「慣れ」というのは恐いものです。。。
今は、「働き方改革」で制度や体質の見直している会社もあると思いますので、
会社によってはブラックではないところもあると思いますし、
ブラックのレベルも異なってきます。
ただ、いくら経営者がホワイトにしようと頑張っても、
現場の体質が変わらなければ残業はなかなか減らないと思います。
②残業が多いわりに年収が低い
これは会社によります。
前職は、大手メーカーの子会社で働いていたので、
親会社の景気に左右されました。
ベンチャーより安定しているかもしれませんが、
自分の会社がいくらがんばっても親会社の業績に左右されるのって、
なんだか腑に落ちませんでした。
自分の評価よりも親会社の業績によってボーナスの金額が変わり、
2年目より5年目の方が年収が低いという事実、
モチベーション下がりまくりでした。
もちろん、どこの会社に入っても会社が傾けば同じことが言えますが、
いろいろな面で親会社の影響を受けることが、
見えないところで自分にはどうしようもない力が働いている感じがして、
すごくイヤでした。
もし愛社精神があったら会社が傾いたときは「みんな一緒に頑張ろう!」
って気持ちにもなれたかもしれませんが、
「親会社のために働いているわけじゃない!」と、
ただただやる気を失っていきました。
まぁ安定を求めた結果なので仕方ないですが。。。
(でも、安定とは言いましたが、同じような立場のSE子会社は、
不景気のとき、解体されてしまっていました。
その不安もあって転職を本気で考え出しました。)
③定時で帰れる雰囲気ではない
定時にピタッと帰るのって何だか気が引けますよね。
わかります。私もそうでした。
5時半とか6時に退社するなんて夢のようで、
8時くらいまでやってやっと許されるかな~って感じでした。
今の会社は幸せなことに、定時退社日が週2日あって、
社長がめちゃくちゃ厳しいので半強制的に帰らされます。
定時だと業務が中途半端になってしまい残業した方がスッキリするときもありますが、
トータルでみたらやっぱり早く帰れるのは嬉しいです^-^
定時退社日以外も、定時以降はほとんど人が残っておらず、
早く帰らないとな~って雰囲気に包まれています。
「現実にこんな会社があるんだ」とびっくりしています。
転職の求人を探す際は、経営者のこういう考え方も確認しておいた方が良いと思いました。
④会社が赤字つづき
黒字つづきの会社がブラックじゃないというわけではありませんが、
赤字つづきは存続の危機なので、
転職を考えたほうが利口でしょう。
潰れるか潰れないかはもうブラック以前の問題ですね。
⑤ストレスが大きい
納期、スキルの強化、残業、コミュ障な先輩(笑)、
全てにおいてストレスを感じ始めたら、
それはあなたにとってブラックだということです。
私は、前職を辞める前はそんな感じでした。
必要以上のストレスは身を滅ぼすだけなので、
早めに決断したほうが良いかもしれません^-^;
最後に
何をブラックに感じるかは人ぞれぞれですが、
少しでも共感いただけたならあなたは心のどこかで転職を考えているかもしれません。
そのまま会社に残って頑張るのも一つの選択ですが、
他の世界(転職求人)を覗いてみてからでも遅くないと思いますので、
ぜひちらっと見てみてはいかがでしょうか^-^/