社内SEの種類をご紹介! | しがない社内SEの戯言
どーも、こんにちは。
しがない社内SEのうーたんです┏○ペコ
SE会社で約7年勤務し、転職サイト を通じて社内SEに転職しました。
今日は、社内SEの種類についてご紹介したいと思います。
社内SEの種類
「社内SEは楽」というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、
それは社内SEの種類によります。
会社の規模や任されている仕事内容によって大きく異なってきます。
「社内SEは楽」と思って転職を考えている人は、
社内SEの種類を知り、大変そうなものと楽そうなものを知っておかないと、
「こんなはずじゃなかった・・・」ということになってしまいます。
お気を付けください。
では、社内SEについてご紹介していきます。
◆大企業の場合
大企業の場合、役割が分かれていることが多いです。
分かれている役割としては主に以下の4つです。
①サーバー、ネットワークなどの管理・監視
②自社システムの開発
③ITサポートやヘルプデスク
④機器管理
①サーバー・ネットワーク管理・監視
会社のITにおける中核部分の管理・監視ですね。
しっかりと構築してしまえばおそらくそれほど大きなトラブルはなく、
業務に追われていることはないですが、
トラブルがあったときは大変です。
大企業になるとトラブルの影響は大きく、
早急に復旧させなければなりません。
復旧したあとは、何が原因か、どこに問題があったのかの報告を求められ、
場合によっては責任問題になるかもしれません。
影響が大きい分、「同じ過ちを犯さないための対策」の追求がすごいです。
あとは、専門のスペシャリストなので、
サーバーやネットワークに強くないといけません。
好きな人じゃないと大変かもです。
私はネットワークがそれほど自信なかったので、
その時点で選択肢にありませんでした。
②自社システムの開発
これは、なんとなくわかるかもしれませんが、
SE会社との違いは、お客さんが社内か社外かだけです。
横柄な態度でくるお客さんは社内のほうが少ないかもしれませんが、
社内だからこその無理な要求もありますし、
納期もしっかりとあります。
大企業として、一度発表したこと(サービスとそのリリース)は大きなトラブルがない限り修正しません。
だから、間に合わせるために結局残業残業です。
社外のお客さんの一方的な要求よりは、
社内のほうが開発する側の要望も聞いてくれて、
なおかつ一緒に会社を発展させていこうという同じ志を持ってやっていけるので、
そういう意味ではやりがいはあるかもしれません。
「社外からの開発請負はなんだか殺伐としていてイヤだなー」
ってという不満がある人は向いているかもしれません。
ただ、納期や残業やプレッシャーがイヤな人は
同じ道をたどる可能性が高いです。。
③ITサポートやヘルプデスク
これはまぁ、「IT関連で分からないことがあったらなんでも聞いてくれ」担当ですね。
なんでもとは言っても、マニュアル化されてたらだいたいことは答えられるし、
問い合わせに対応することで覚えていったら必然的に成長できます。
文句を言ってくる人もいるかもしれませんが、
適当に流せる能力が身に着けば、一番楽かも?と思える業務です。
ただ、「何かを作る」とか「何か新しいものを考える」という作業は少ない(ほとんどない?)ので、
そういう意味では、大きく昇給・昇格はあまり望めないかも?です。
(すみません。個人的な印象です。)
④機器管理
会社で使用中のIT機器を管理します。
大企業になるとその数は膨大なので、専任が必要になります。
誰が何を使用している、フロアにある共有機器は何がどのくらいあるか、古くなったので入れ替え検討するか、
IT機器を何がどこに(誰に)あるのかを正確に把握しておく必要があります。
一度しっかりと把握して業務を覚えればそれほど難しくないと思います。
ただ、ずぼらで適当な性格の人はストレスかもしれません。
抜け漏れがあったら責められるし・・・^-^;
何を隠そう、私はずぼらで適当でのんびりな性格なので、
絶対にできません。
中小企業で機器管理しているだけでヒーヒー言ってます(汗)
あとは、SEで設計や開発をしている人には畑違いな業務かもしれないので、
気持ちを一新、IT関連で新しいことがしたい人向けだと思います。
◆中小企業の場合
中小企業の場合、情報システム担当の人数が少なく、1人~数人である場合が多いです。
そのため、「大企業の場合」で分けて書いた役割をすべて1人~数人で行います。
実際私はこの中小企業の社内SEで、人数は私1人です^-^;
すべての役割を担うということは、それだけたくさんの業務が降ってきます。
やることが溜まって溜まって仕方がないです。
でも、一人なので限界があることは会社もわかっています。
会社として重要事項で急ぎの大きな仕事がたくさんあったら、
もっと人数を増やしているはずです。
つまり、しっかりと仕事はしてほしいけど、出来る範囲で頑張ってって雰囲気なのです。
いついつまでにやらないといけないという仕事は基本ありません。
だから終わらなくても定時で帰って次の日頑張ります。
それでもやっていけます。
それでやっていけないようだったら人数増やしてほしいと会社に訴えましょう!
なんとかしてくれると思います。
とにかくそんな感じなので、今は肉体的にも精神的にも安定しています。
幸せです*^-^*
だから、社内SEを考えている方は、中小企業社内SEも参考程度見てみてほしいなと思います。
ちなみに、残業いっぱいしていた前職よりも残業のない今の方が年収が上です!!
だから余計オススメしたくなります^o^
個人的な意見
ここまでお読みいただきありがとうございます。
社内SEを考えている方は、多くの企業を見てみることをオススメします。
どういう会社で社内SEの役割はどんなんだろうということが少しずつ分かってきます。
面接をたくさん受けろとは言いません。
たくさんの企業の求人を見て情報収集することが重要です。
転職となると、「次は失敗したくない」と考えると思うので情報収集が大事です。
転職のプロに相談しても良いかもしれません。
私は実際に転職サイトで求人情報を探して、
それでも満足できなかったので転職エージェントに登録して、
担当の方と面談してより希望する内容の求人を出してもらいました。
そのおかげか、とても良い会社に入ることができました。
転職を本気で考えている方は1歩踏み出してみると、知らない世界が待っているかもしれません^-^/
私が実際に使っていた転職サイトを載せてみます。
ご興味があれば登録してみてください^o^